環境微生物学研究室 - 近畿大学生命科学科

近畿大学東大阪キャンパスにある牧輝弥教授の環境微生物学研究室です。

本日(4/13)の産経新聞にコメント掲載

日本列島を黄砂が襲っていますね。

研究室では黄砂をサンプリングするチャンスなので大忙しになりましたが、ニュースなどでは被害も多く見かけます。

本日の産経新聞の社会面26ページに、黄砂に関する牧教授のコメントが掲載されました。

  • 今回の大規模黄砂の要因は、例年なら偏西風をブロックする日本の高気圧がここ数日の気温の低下で弱まり、そのまま日本に到着してしまったこと
  • 中国の汚染物質である硫黄や硝酸といった化学物質が黄砂に付着しているケースがあり、気管支に入ると炎症を起こすなど健康被害も考えられる
  • 空気中で花粉と黄砂がぶつかると「花粉爆発」が発生し、小さい粒子が体内の奥深くまで入るおそれがある

鉱物粒子とカビと花粉が付着した黄砂が体内に入ると、10倍もの増悪効果が!!不織布マスクをつけてなるべく肌の露出を控えるなど対策を徹底して!!

悪影響ばかりが取り沙汰される黄砂ですが、4月10日のTBS『ひるおび』では黄砂の良い面として、牧教授の「やまなっとう」も紹介されたんですよ!

「やまなっとう」についてはこちらで詳しく紹介しています↓↓

kankyobiseibutu.hatenablog.com