近畿大学東大阪キャンパスにある環境微生物学研究室のブログです。
詳しい研究室紹介はこちら↓↓(ブログ内)
HPはこちら↓↓
https://www.life.kindai.ac.jp/laboratory/maki/
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今週16日頃に通過した気圧の谷にともなって大陸から飛来してきた黄砂が、17日から連日観測されています。
その後は上空の風が弱まっていたため、日本列島の上空に滞留している状況だそうです。
画像引用:気象庁 | 黄砂情報
研究室でも屋上の大気サンプリングをしていますが、19日朝のフィルターは真っ黄色でした!
白い部分と比較してみてください。
びっしりと黄砂がついているのがわかると思います。
このタイミングでヘリコプターを使った上空黄砂のサンプリングもできたら良かったのですが…
残念ながら牧教授はEGU国際会議でウィーンです…
【牧教授レポート】
広島大学 IDEC国際連携機構を訪問し,丸山史人先生の研究室を見学させていただきました。
バイオエアロゾル研究に必要な最先端の研究機器が全て揃っている研究室でしたので,まるで海底二万海里の潜水艦ノーチラス号の中を彷徨っているかのような驚きの連続でした。
さらに,そのノーチラス号の中で,私のバイオエアロゾル研究について講演させていただき,対面とオンラインが入り乱れ(近大の2年生も参加),濃厚なディスカッションとなりました。
見学と講演で得られたものも多く,充実した一時となり,この後に控えるウィーンの学会やモンゴル調査に力が入りそうです。
最後には,丸山先生(ネモ船長?)から IDECでの講演証明書もいただきました!
画像引用:マイスタードルッケ
広島大学大学院国際協力研究科(International Development and Cooperation: IDEC)は、広島大学の理念5原則に基づき、途上国の課題解決に取り組む人材を育成することをミッションとして1994年4月に創設されました。それ以来、国際環境協力、国際平和協力、国際教育協力の3つを柱とした国際協力学の分野での拠点を形成し、世界中から多くの研究者と学生を集めてきました。
引用:広島大学HP
2023年3月23日土曜日に近畿大学卒業式が無事執り行われました。
雨だったのが残念すぎましたが、少し晴れ間もあり何とか集合写真が撮れました。
牧研からの卒業生は、修士3名、学部6名の計9名。
学部の尾西海音くんは、クラブ活動での功績が認められ校友会長賞を授与されていました!
FANTASTICSの登場でも盛り上がっていましたね。
ぜひ近大卒業式動画をチェックしてみてください。
大学院修士の修了式は3月19日に行われました。
平尾さんは専攻科長賞を授与されていました!
牧研卒業生のみなさま、本当におめでとうございます。
楽しかったこと苦しかったこと、いろんな研究室での思い出すべてを糧にして、次のステージでも活躍されることを願っています。
日時:2024年4月12日(金)17:00~
場所:広島大学大学院 大学院先端科学総合研究棟6F セミナールーム
タイトル:Long-range transport of bioaerosols by Asian-dust particles:
Noah's Ark for airborne microbes
牧教授が,広島大学大学院 大学院先端物質科学研究科を訪問し,丸山史人先生とバイオエアロゾルの研究打ち合わせに出向きます。
丸山先生の研究室には、大気微生物を研究する全てのものが揃っており、見学するだけでも価値があります。
牧先生にとっては,丸山先生の研究室はユニバーサールスタジオみたいなワクワク空間になりそうです。しかも,国際発信のアトラクションもあり,丸山先生主催のセミナーで牧教授が登壇し講演されます。
対面とZoomのハイブリットですので,世界の方々がセミナーの講演を聴くことができます。
大阪にはどんな微生物が飛んでいるのか,その微生物はどんな悪さをするのか,あるいは良いこともするのか,そんな話が展開するようです。
また,新商品「やまなっとう」についても最新情報がゲットできます。
よろしければ,世界のみんな,プリーズ カム ヒア。
参加希望の方は広島大学丸山先生までお願いします。
丸山先生の研究室HP ↓↓
当研究室のM2平尾さんの論文がクリーンテクノロジー3月号に掲載されました!
https://www.fujisan.co.jp/product/1281679691/new/
クリーンテクノロジー 最新号:2024年3月号(発売日2024年03月05日)48~54ページ
平尾彩乃,山崎凌,牧輝弥,石原与四郎,原圭一郎
ぜひチェックしてみてください。
2月の研究室は本当に大忙しでした。
修論発表会、第15回大気バイオエアロゾルシンポジウム、卒研発表会、理工マスターズ、、
研究室にとって一番大事な行事が次々と終わり、少し静かになりつつはありますが、もう新4年生・新修士2年生は就活に大忙しです。
早くみんなの進路が決まりますように…!
そして牧教授もシンガポールへ出張中です。
先週2月9日(金)~10日(土)に近畿大学東大阪キャンパス3号館501にて、第15回大気バイオエアロゾルシンポジウムが開催されました。
北は北海道から南は九州まで、実に全国から多くの先生方にお集まりいただきました。
大学生、企業の研究者の方も多数参加してくださり、総勢68名でした。
以下、牧教授のコメントです。
第15回バイオエアロゾルシンポジウムを近畿大学にて盛況に開催することができました。参加者の皆さま,スタッフの皆さまに心より御礼申し上げます。
これまでエアロゾル寄りの研究が多かったのですが,遺伝子解析による微生物の特性について究明する発表も増え,すっかり学際的なシンポジウムとなりました。
また,今回は,ウィルス研究の大家であり,エアロゾルに強い関心を抱かれている西村秀一先生を招待講演にお招きし,ウィルスを含めたバイオエアロゾルに関する壮大な学術的エピソードについてお話いただきました。
バイオエアロゾル・オペラと言った感じで,これまで古参の我々でも発掘できていなかった論文研究を巧みに紹介くださり,脱帽でした。
慶応大の奥田先生は,水に溶ける魔法のフィルターを開発され,その利便性に関する発表が数題ありました。
広島大学の丸山先生には,水圏の有害微生物に関する最先端のお話をいただき,その技術をバイオエアロゾルに適応したならばと思うと,空気の見えない世界が開けてくるような爽快感すら感じられました。
現在,岩坂先生や山田マロム先生を筆頭に,バイオエアロゾルのバイブル(教科書)を執筆中でして,多くの研究者のサポートを募っております。
現在,中国でもバイオエアロゾル研究会が発足しており,すでに約500名の研究者が集っております(コロナ問題を特に意識)。
日本はまだ60名の精鋭が揃ったばかりですが,負けじとバイオエアロゾル研究を盛り立てて行きたく存じます。
いよいよ、第15回大気バイオエアロゾルシンポジウム開催まで2週間を切りました。
2/9(金)13:30~17:30
2/10(土)10:00~15:00
今回は以下6つのセッションに分かれて、25件の発表が予定されています。
教授の先生方から大学院生、企業の研究者の方までいらっしゃいます。
教室にはまだ少し余裕がありますので、聴講のみならまだ受付可能です。
興味のある方は以下のフォームよりお申込みください。