環境微生物学研究室 - 近畿大学生命科学科

近畿大学東大阪キャンパスにある牧輝弥教授の環境微生物学研究室です。

元旦の北陸中日新聞に「やまなっとう」の記事が掲載!

2022年元旦の北陸中日新聞に牧教授の記事が掲載されました。

「そらなっとう」に続き「やまなっとう」販売へ

10年前に開発した「そらなっとう」は石川県上空3000メートルで取れた納豆菌から作られた納豆ですが、「やまなっとう」は富山県北アルプスの雪に含まれる納豆菌から作る納豆です。

 

作り方はこちら↓

『やまなっとう』計画進行中。。 - 環境微生物学研究室 - 近畿大学生命科学科

 

「やまなっとう」は今年から研究室で学生と試行錯誤を重ね、12月末に試作品が完成しました。

他研究室の先生や学生にも試食してもらいつつ、石川県の納豆メーカーともやり取りしてここまでこぎつけました。

 

試食会の様子はこちら↓

やまなっとう試食会 - 環境微生物学研究室 - 近畿大学生命科学科

 

中国から飛来した黄砂の中には納豆菌が含まれ、北アルプスの雪にはその黄砂が混ざっています。

その黄砂を上空で捉えたのが「そらなっとう」、降り積もった山の雪から作ったのが「やまなっとう」なのです。

新聞にはこの春にも全国販売に乗り出す計画が書かれています。

 

「そらなっとう」の製作秘話はHPにも詳しく書かれていますのでぜひ読んでください↓

近畿大学 環境微生物学研究室 - 『そらなっとう』誕生秘話

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黄砂は健康被害が広く知られていますが、納豆菌など健康にも役立つことがあるのです。

 

「やまなっとう」では富山のご当地ラーメン「富山ブラック」にちなんだ真っ黒なたれがついてくる予定です!

富山ブラック」って?

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富山県で生まれたご当地ラーメンの一種です。
誕生は戦後まもないころ。肉体労働者、食べ盛りの若者のための昼食として、“ごはんのおかず”になるような濃い味付けをしたのが始まりといわれています。

白飯に合うようにと、具はざく切りのチャーシューと塩辛いメンマ。そして、一番の特徴は、醤油ベースの真っ黒いスープ、大量にきかせた胡椒です。

総じて「塩辛い」味付けなのですが、スープは各店、「秘伝の工夫」がほどこされ、一口飲めばあとをひき、いつのまにかやみつきになるという声が多く聞かれます。
その独特の味わいは、県外メディアでも注目され、人気は全国区に。
観光客・出張族の方の中には、「富山ブラックを楽しみに」して富山を訪れる人もいるそうです。

引用:富山ブラックラーメンって?|富山ブラックサイダー|トンボ飲料

 

どんなパッケージで完成されるのか楽しみですね。