環境微生物学研究室 - 近畿大学生命科学科

近畿大学東大阪キャンパスにある牧輝弥教授の環境微生物学研究室です。

『エアロゾル研究』に院生のコメント掲載

夏に群馬で開催されました、第40回エアロゾル科学・技術研究討論会。

ベストプレゼンテーション賞をいただいたM1の2名のコメントがエアロゾル学会の学会誌に掲載されました。

エアロゾル学会員の方はぜひチェックしてみてください。

学会当日の様子はこちら ↓↓

kankyobiseibutu.hatenablog.com

今年も残りあとわずか…

4年生は卒業論文の要旨提出、M2は修士論文の提出…

2月9~10日は第15回大気バイオエアロゾルシンポジウム。

研究室のバタバタは続きます。

 

鳥取大学乾燥地研究センター 令和5年度共同研究発表会

乾燥地研究センター

鳥取大学乾燥地研究センターで令和5年度の共同研究発表会がありました。

日時:令和5年12月2日(土)、3日(日)
場所:鳥取大学乾燥地研究センター(オンライン配信あり)

今年度は牧教授と学生2名で参加してきました。

乾燥地研究センター内部

センター内の見学ツアーもあり、興味深い植物がたくさん!

そしてなんと、M2の宮田くんが発表賞をいただきました!!

研究課題「東アジアを越境するバイオエアロゾル:日本本土への拡散・沈着とその生体影響の評価」

表彰式

たくさんの方が発表に興味を持ってくださいました。

賞品はなんと、鳥取産の大きな長芋!

その名も「ねばりっこ」。

砂丘生れの新品種『ねばりっこ』

「ねばりっこ」は「砂丘ながいも」に比べ、2〜3割小ぶりで短く、折れにくい性質です。ねばりが強く、肉質がち密で、果肉が白いのが特徴です。アクが少なく、味はながいもよりもより甘みとコクがあります。

「ねばりっこ」はその特性を活かして麦とろ飯や磯辺揚げなど、ながいもとは違った用途や味覚が楽しめます。

引用:全農とっとり

大変実り多い発表会となりました。

関係者の方々ありがとうございました。

www.alrc.tottori-u.ac.jp

日本微生物生態学会 第36回浜松大会

日本微生物生態学会 第36回浜松大会、アジア微生物生態シンポジウム第13回浜松大会に研究室からM2(大学院2回生)が2名参加してきました。

会期:2023年11月27日(月)~30日(木)

会場:アクトシティ浜松

P322-D 秋芳洞内の空気中を浮遊する微生物の群集構造解析と分離培養

P061-A 都市上空に移入する黄砂バイオエアロゾルの微生物群集構造及び潜在機能の解明

第35回大会の様子はこちら ↓↓

kankyobiseibutu.hatenablog.com

テレビ東京『探求の階段』

テレビ東京の『探究の階段』という番組で、環境微生物研究室の研究が取り上げられ、来週から放送されます!

【11月30日(木)夜10時58分放送】
宇宙、農業や医療など様々なシーンで新たな時代のスタンダードを創りだそうとする人=探究者を毎週ひとりピックアップ。
それぞれの活動を階段になぞらえ、テクノロジーを駆使して彼らが挑むイノベーションの核心に迫る。

予告編はこちらからぜひご覧ください ↓↓

www.tv-tokyo.co.jp

放送日

第1回目(前編)

地上波 テレビ東京

11月30日(木曜日) 22:58〜

BSテレ東

12月9日 (土曜日)21:55〜

第2回目(後編)

地上波 テレビ東京

12月7日(木曜日) 22:58〜

BSテレ東

12月16日 (土曜日)21:55〜

※「天災地変などで大きなニュースが発生した場合は、予告なく変更になることもありますのでご了承ください。」とのことです。

テレビ東京(地上波)は関東でしか見られないので、関西方面の方は見逃し配信などでぜひご覧ください。

第15回大気バイオエアロゾルシンポジウム開催決定!!

昨年度は新大阪で開催されました大気バイオエアロゾルシンポジウムですが、今年は何と近大での開催となりました!

第15回大気バイオエアロゾルシンポジウム

日時:2024年2月9日(金)-10日(土) ※時間は未定

場所:近畿大学 東大阪キャンパス 3号館501教室

参加費:無料

この会は、第1回以来、大気圏を長距離輸送する微生物の存在、黄砂と微生物の混合状態、微生物の長距離輸送機構、それらの微生物がもたらす各種影響などを集中的に取り上げてきており、その間にはいくつかの新しい研究の潮流を生んできました。

関係研究者の研究発表の場としてあるいは将来の研究構想の場として極めて有効に機能してきております。

今回も、バイオエアロゾルの測定手法や検出手法、国内外での乾燥地、都市、森林や海洋での観測調査、人や動物その他の健康影響、農業や漁業への影響、バイオエアロゾルの起源、発生機構や拡散メカニズムの解明、雲・降水との関わりや気候変動影響、バイオエアロゾルと食や食文化の関係、食と産業等などの幅広い分野を取り扱います。

東アジアでは、これまで日本国内の複数の大学が、中国、韓国、モンゴルの研究者とともに継続的かつ大規模な観測調査を展開し、バイオエアロゾルの観測が盛んになり、数々の研究報告がなされるようになりました。

また、国内でも、近畿大学Site38,能登スーパーサイトや筑波実験植物園などの観測サイトが強化され、バイオエアロゾル観測が継続されてきました。こうした研究成果は、上述の通り、幅広い分野に波及する多様な内容を含んでおります。

また,Covid19のエアロゾルによる感染伝播にも市井の関心が高まっております。そこで、エアロゾル感染について深い議論をすべきではないかと考え、今年のシンポジウムでは、「感染症伝播」を重点化したセッションを設ける予定です。

上記地域や関連するその他の地域での野外観測研究、それらの研究成果などに関心のある方は奮って参加いただきたく思います。〔牧 輝弥〕

 

9日(金)の夜には近大内の食堂PIT&DINERで懇親会も予定しております。

PIT&DINER

シンポジウムは参加無料ですので、ぜひ興味のある近大生はご参加ください。

申込みはこちらからお願いします。

 第15回大気バイオエアロゾルシンポジウム申込フォーム

 

昨年度第14回シンポジウムの様子はこちら ↓↓

kankyobiseibutu.hatenablog.com

 

次世代シークエンサー解析講習会

豊橋科学技術大学の社会人向け実践教育プログラム『次世代シークエンサー解析講習会』に当研究室のM2学生が参加してきました。

以下、豊橋科学大学社会連携推進センターホームページからの抜粋です ↓↓

9月27日~29日の3日間、応用化学・生命工学系、先端農業・バイオリサーチセンターの主催で、 次世代シークエンサー解析講習会を開催しました。

本講習会では、最新の解析ツールの活用を紹介しました。受講者が各自持ち込まれたDNA試料を、MiSeq シークエンサーを用いてPCR 産物の250bp のペアエンドシークエンスを行い、QIIME2 およびPhyloseq パッケージを用いてデータ解析を行ないました。

今回は、病院関係者・関連企業から4名、他大学から3名、本学の学生2名の9名が受講され、講師はもちろん、講師の所属する研究室学生との共同作業・補助のもと、3日間の行程をつつがなく終えました。

【9月27日~9月29日】2023年度 次世代シークエンサー解析講習会を開催しました|豊橋技術科学大学社会連携推進センター

以下、宇都くん談です。

「研究室において使用するPCにQiime2を導入することは,急務かつ必要不可欠な作業であるため,それが完了することができて安心しました。また,微生物解析の結果を可視化できる手法を学べたため,自身の研究データに対しての理解がより深まりました。」

 

令和5年度生命科学科 卒研中間発表会

10月7日(土)、4年生の中間発表が無事に終了しました。

たくさん練習したとはいえ、かなり緊張したかと思います。お疲れさまでした。

卒研発表本番まであと4ヶ月ちょっとですね!

環境微生物学研究室ではM1・M2・4年生みんな、毎日研究活動に勤しんでいます。

3年生の卒研ゼミも始まり、今年度もいよいよ後半戦に差しかかりました。