環境微生物学研究室 - 近畿大学生命科学科

近畿大学東大阪キャンパスにある牧輝弥教授の環境微生物学研究室です。

第15回大気バイオエアロゾルシンポジウム開催決定!!

昨年度は新大阪で開催されました大気バイオエアロゾルシンポジウムですが、今年は何と近大での開催となりました!

第15回大気バイオエアロゾルシンポジウム

日時:2024年2月9日(金)-10日(土) ※時間は未定

場所:近畿大学 東大阪キャンパス 3号館501教室

参加費:無料

この会は、第1回以来、大気圏を長距離輸送する微生物の存在、黄砂と微生物の混合状態、微生物の長距離輸送機構、それらの微生物がもたらす各種影響などを集中的に取り上げてきており、その間にはいくつかの新しい研究の潮流を生んできました。

関係研究者の研究発表の場としてあるいは将来の研究構想の場として極めて有効に機能してきております。

今回も、バイオエアロゾルの測定手法や検出手法、国内外での乾燥地、都市、森林や海洋での観測調査、人や動物その他の健康影響、農業や漁業への影響、バイオエアロゾルの起源、発生機構や拡散メカニズムの解明、雲・降水との関わりや気候変動影響、バイオエアロゾルと食や食文化の関係、食と産業等などの幅広い分野を取り扱います。

東アジアでは、これまで日本国内の複数の大学が、中国、韓国、モンゴルの研究者とともに継続的かつ大規模な観測調査を展開し、バイオエアロゾルの観測が盛んになり、数々の研究報告がなされるようになりました。

また、国内でも、近畿大学Site38,能登スーパーサイトや筑波実験植物園などの観測サイトが強化され、バイオエアロゾル観測が継続されてきました。こうした研究成果は、上述の通り、幅広い分野に波及する多様な内容を含んでおります。

また,Covid19のエアロゾルによる感染伝播にも市井の関心が高まっております。そこで、エアロゾル感染について深い議論をすべきではないかと考え、今年のシンポジウムでは、「感染症伝播」を重点化したセッションを設ける予定です。

上記地域や関連するその他の地域での野外観測研究、それらの研究成果などに関心のある方は奮って参加いただきたく思います。〔牧 輝弥〕

 

9日(金)の夜には近大内の食堂PIT&DINERで懇親会も予定しております。

PIT&DINER

シンポジウムは参加無料ですので、ぜひ興味のある近大生はご参加ください。

申込みはこちらからお願いします。

 第15回大気バイオエアロゾルシンポジウム申込フォーム

 

昨年度第14回シンポジウムの様子はこちら ↓↓

kankyobiseibutu.hatenablog.com