環境微生物学研究室 - 近畿大学生命科学科

近畿大学東大阪キャンパスにある牧輝弥教授の環境微生物学研究室です。

2022年夏の秋芳洞観測

7月初旬、牧教授+学生2名で夏の秋芳洞へバイオエアロゾル捕集に出かけました。

 

研究テーマ:秋吉台鍾乳石を変色させる微生物の風送拡散の解明

秋芳洞の鍾乳洞は白い鍾乳石が人気ですが、近年表面が緑色になりつつあります。

鍾乳石表面の微生物を除去しても再度変色するため、洞窟内を浮遊する大気微生物がかかわっているのでは…?

そこで、洞窟内を浮遊する微生物を採取し、培養と解析で変色にかかわる微生物を特定するのが本研究の目的です。

洞窟内にサンプラーを設置

比較のため洞窟の外にもサンプラーを設置

秋吉台観光ポスター

洞窟内は温度が一定のため、入ると冬には温かく、夏には涼しく感じます。

今回はじっとしていたら寒いと感じるほどだったそうです。

真夏は特に人気の観光スポットになっています。

入口の看板

秋吉台グルメ情報

今回は秋吉台特定公園の名物料理、「ごぼう麺」をご紹介します。

秋芳洞入口の近くにある「観光会館安富屋」で食べられます。

秋吉台の裾野で収穫される「ごぼう」を麺に練りこんだ安富屋大人気メニュー。
香りと味が最高の秋吉台産のごぼうを麺に練りこみました。
トッピングにはてんこ盛りのごぼうの唐揚げを乗せ、とことんごぼうにこだわりました。

引用:個人様向けメニュー | 山口県 秋吉台 秋芳洞 | お食事・お土産は観光会館 安富屋

名物ごぼう

秋吉台の特産品として外せないのが美東ごぼうごぼうは砂地や火山灰の土地で育てるのが一般的ですが、秋吉台では粘土質の赤土で育てています。カルスト台地特有の地形『ドリーネ』で育てるドリーネ耕作など、台地の水はけの良さを活かした育て方と赤土の相性で、肉質が柔らかく香りの良いごぼうが採れています。

引用:お食事 | 山口県 秋吉台 秋芳洞 | お食事・お土産は観光会館 安富屋

冷たいごぼう麺もありますよ。

安富屋メニューより

このごぼう麺、実は学生の間では好き嫌いが分かれています…笑

良くも悪くも「めっちゃごぼう」だそうです!

好きな学生によると「牛肉も入っていて美味しい」とのこと。

ごぼう好きな方はぜひ味わってみてください。

 

おまけとして宮島サービスエリア(広島県廿日市)での美味しそうなカレーものせておきます。

宮島SA下りレストランにて